明日は豊田市で6回目の「なかなかなコンサート」!
“中村&中井&なつみ”の出演者3人の頭文字をつなげた「なかなかなコンサート」は2021年に第1回公演を開催して以来、3人のスケジュールのタイミングと気の向くままに、ランダムに上演を重ねて今回が6回目となりました。初めての時はコロナ禍真っ最中で、アクリル版をステージに立てることや、客席の椅子と椅子の距離を開けて配置することなど上演における厳しい条件があったことを思い出しますが、明日はその第1回と同じ豊田参合館多目的ルームで(もちろん今回は条件無しで!)開催します。
前半は自分たちの勉強してきたオペラ作品のアリアと二重唱で、私は来年2月に東京と愛知でW上演される藤原歌劇団公演の「ファルスタッフ」(ヴェルディ作曲/フェントン役)のアリアも歌います。ソプラノの中村真由子さんとのロッシーニやヴェルディの二重唱では少し演技も付けて、よりオペラチックにお届けします。
日本の歌のコーナーでは毎度おなじみの季節の唱歌メドレーを、今回もオリジナルの自作楽譜(ソプラノとテノールの二重唱版)で歌います。中村さん手作りの歌詞カードも配布するので、お客様も一緒に口ずさんで欲しいですね!独唱曲では、今年生誕100周年の大中恩作曲の作品や、人気の秋の芸術歌曲「落葉松」などを歌います。
それぞれのコーナーの合間には山田なつみさんの素敵なピアノソロもお聴き頂けます。小さなお子さんの育児に奮闘されながら、積極的に演奏活動も続けている山田さんの華麗なピアノ演奏にもどうぞご期待下さい!
そしてプログラム最後はお耳馴染みの外国曲をたっぷりと!フランス語で「魅惑のワルツ」を、ドイツ語で「シューベルトのセレナーデ」を、スペイン語で「アマポーラ」を、ラストは英語で「庭の千草」(二重唱)を。知ってはいても、意外と生で聴く機会の少ない曲ってあると思うのですが、歌手にとってもなかなか自分で歌うチャンスが無いこれらの曲を、明日は思う存分歌わせてもらう”なかなかな”機会となりそうです(笑)。
今日は終日雨でしたが、予報では明日は晴れマーク!お客さんと目の合う距離で、一緒に楽しい音楽のひと時を過ごせることを今から楽しみにしています。チケットレスですので、ご近隣の方はどうぞお気軽に遊びに来て下さいね!
(※写真上:出演者3人でリハーサル後に。 左下:会場の豊田参合館の外観。右下に見える通路が地下鉄の豊田市駅につながっていてとても便利です! 右下:ガラスから心地良い自然光の入る多目的ルーム。)