「聴く日」が4日続いた後は「歌う日」が続いています。
月曜日
来月10日に岡崎市で予定しているコンサートの初リハーサルを名古屋で行いました。出演者は全員同じ母校の名古屋芸術大学出身で、同市在住のソプラノ大須賀園枝さんを中心に、初めてこの3人で自主公演を開催することになりました。会場の岡崎シビックセンター(コンサートホール コロネット)は420席、何度か歌わせてもらったことがありますがとても響きが良くて綺麗なホールです。ソプラノとテノールのアリアや重唱、日本の歌やカンツォーネなど幅広いプログラムを準備しているので合わせのリハーサルも楽しいですね!伴奏で支えてくれるのは1番年齢の若い蒔田裕也さんで、本業は作曲家ということで自作のオリジナル曲もご披露されます(歌曲/ソプラノソロ)。3人での演奏はもちろん、チラシやパンフレットなどの印刷物から本番でのトークの段取り、選曲や曲順決めなど全て自分たちで進めて行く自主公演の楽しさを感じています。
火曜日
この日から6日の日曜日までは、完全に山口県でのリサイタルモードに!他の本番の準備などもそこそこに、極力6日に歌う音楽以外を頭に入り込ませないように頭の中をコントロールして喉を調整します。秀平雄二さんとの最後のリハーサルも上首尾に終わり、無事、良いイメージで本番を迎えらそうです。リサイタルではかなりの曲数を歌うことになるのでこの日を最後にフルボイスで練習することはストップして、あとはアナリーゼを中心とした軽めの調整だけ。本番までに喉に疲労を残さないよう心がける日々を送ります。
水曜日
リサイタル後半ではギターの弾き歌いコーナーもあるので追い込み練習。喉はほとんど使いませんが、ブレスの位置や体の姿勢の確認など、ギターの弾き歌いの時に限って必要な注意事項を体に入れて行きます。もちろん、なるべくミスしないために運指の練習は長い時間かけるしかないので(やり過ぎると腱鞘炎など手を傷めてしまうので気を付けながら)、ひたすら同じ曲を繰り返し練習し続けました。
体調も良好。今日と明日はしっかりお肉も野菜も食べて、逆に前日は本番に備えて軽めにすませる予定です。なんとかこのまま”いい感じ”で本番を迎えたいなと自分の体を励ましながら、最後の仕上げの準備を頑張りたいと思います。
(※写真左上:秀平さんとの最終リハーサルを終えて。 右上:自宅でギター弾き歌いの練習。あくまで普段通りのクラシックの発声で歌うため曲の中でかなり体を使う場面もあって、楽器の演奏に支障が出ないよう姿勢の確認を入念に行います。 下:岡崎のコンサートのリハーサル後に出演者3人で。先月の「なかなかなコンサート」に続いての出演者全員が名古屋芸大卒業生ということで、母校のOB、OGにも聴いてもらえたらいいなぁと思います。)