かっぱ橋歌劇団のオペラ公演「ミトリダーテ」が終了しました!
梅雨の最中でしたが雨も降らず、都電に乗って会場のサンパール荒川まで行きました。作品全体の演奏時間が長いため(約3時間半!)、午後の公演としては変則的な12:30の開演でした。ほとんど全ての曲がレチタティーヴォとアリアだけ(=二重唱や三重唱も、コンチェルタートと呼ばれる出演者の多数が同時に歌うシーンも、1、2曲を除いてほぼ全くありません)という構成の作品ですが、お客様には最後までご鑑賞頂き本当にありがとうございました。
主催のかっぱ橋歌劇団さんの手作り上演ということでもちろん大掛かりなセットや潤沢な予算の中での公演とは異なるとは言え、やはり照明の中で衣装を着て演技をしながら、小編成でもオーケストラ伴奏の中で一本の作品を歌わせてもらえると「オペラに出演出来た」と実感出来ますね。オペラ歌手に憧れて今の道に進んで来たものの実際はほとんどの本番はコンサートなので、こうしたオペラ一本の出演機会、ましてや自分の好きなイタリア語やモーツァルトの作品での出演経験はとても嬉しかったです。主催者さんの個人所有の衣装の数々もこの作品の登場人物みんなに似合ってるいて素敵でした!出演のお声がけを頂きましたかっぱ橋歌劇団さんに心からお礼申し上げます。(秋にもまた同主催のオペラ公演に出演予定です、どうぞお楽しみに!)
終演後は日暮里駅近くのおいしい中華料理屋さんでの打ち上げにも参加させて頂きました。コロナ禍で遠ざかっていたあの「回るテーブル(実は目黒の雅叙園が発祥との説も!むか〜し雅叙園で歌ったなぁ…)」とも久しぶりに再会、瓶ビールと紹興酒で共演者皆さんと楽しく舞台を振り返りました。またご一緒出来る日を願ってこれからも頑張ります、出演者、関係者皆さま、本当にお疲れ様でした!
(※写真上:本番前に出演者、指揮者、オーケストラメンバー、演出家、照明さん、メイクさん、字幕担当さんと。 下:本番直後のカーテンコールの様子。)