新作オペラ作家のワークショップ

今日は新作オペラ作品のコンペに向けたワークショップに出演しました。

 

 

場所は新百合ヶ丘駅下車すぐの昭和音大校舎内で、28日の最終審査を控えた出品4作品の今の時点での抜粋試演会とディスカッションという内容でした。特にファシリテーター(進行役)を務められる作曲家の池辺晋一郎先生より多くの助言、提言、問題提起などが発信され、直接の対象者である作曲家及び台本作家さんたちにはもちろん、プレーヤーの私たち歌手にとっても大変有意義な機会となりました。

 

 

2週間後の審査本番は昭和音大南校舎にあるユリホールで行われ、その時は各曲訳20分ごとに抜粋して上演される予定です。今日は参加していなかった合唱団も含め、プレイヤーは本番までの残りの期間も音取りやニュアンスの仕上げのリハーサルを重ねていきます。自分たちの演奏の出来が審査の結果に関わると思うと身の引き締まる思いですね!

 

 

普段のクラシック(古典)と反対に、まさにこれから誕生しようとする未知の芸術作品に向き合うという貴重な機会を楽しみたいと思います。

 

 

(※写真は今日の様子。客席左端に後ろ姿が見えるのが池辺晋一郎先生。)