12月は第九のシーズンですね、いま3週連続で第九に出演中です。
12/2の愛知県春日井市の「第九」では市政75周年の記念ということもあり、プログラムの前半にヴェルディの歌劇「アイーダ」より”凱旋行進曲”も演奏されましたが、地元の小学生から高校生までのバレエやブラスバンドのバンダ(場外で演奏される少人数の金管楽器群。「アイーダ」は特にパンダが有効に使用される作品としても有名で、”アイーダトランペット”という専用の楽器も存在します。)も加わった大合奏を披露されました。舞台にひしめくオーケストラと合唱の人数にも圧倒された、大迫力のステージでした!第九もその勢いを引き継いで、熱気あふれる演奏となりました。
9日は福井県小浜市で「第九」。こちらはもう長年にわたって連続で出演させて頂いているご縁の深い公演で、ソリストの皆さん、指揮者の古谷先生、セントラル愛知交響楽団とも毎年の共演を重ねています。熱心で温かい合唱団の方々とも年々打ち解けあい、アットホームな雰囲気での「第九」は他の公演とは違う独特の幸福感がありますね。毎年たくさんのお客さんにもご来場頂き、小浜市に根付いた「第九」の一端に参加させてもらっていることを本当に嬉しく思います。
そして来週16日は三重県津市で今年最後の「第九」が予定されています。合唱は地元の高校生で編成されているそうで、こちらもまた個性溢れる「第九」公演になりそうです。当日は2000人を超える巨大な客席に広がる、若さ溢れる歌声を今から楽しみにしています!
急に気温が下がり本格的な真冬日が続いています(福井では今年初めて雪を見ました!)、本番以外にもリハーサルや大学の授業、合唱団の指導など色んな人と色んな場所で触れ合う慌ただしい時期なので、特に体調管理に気を付けて年内の活動を最後まで全うしたいと思います。
(※写真上:春日井市民会館にて「アイーダ」のリハーサル風景。手前左がバンダ舞台の高校生たちステージ前両サイドの赤い衣装の子供達がバレエの皆さん。それにしても大人数の舞台です!/写真下:小浜市の第九の本番終了後、ソリストと指揮の古谷先生と一緒に。)