土曜日の「夕鶴」上演に向けて新宿文化センターで最終リハです。
今回の公演の最後の”共演者”であるオーケストラ(東京フィルハーモニー交響楽団)もついに合流して、本番の舞台で大詰めのリハーサルが続いています。大きな会場ですがよく響くし死角も無く、歌いやすく見やすいホールです。
セットや衣装が加わると一段とイメージが具体的になって、オペラの世界観がグッと迫力と説得力を増していきます。どのオペラ公演でもそうですが、劇場入りしてからの集中力、緊張感はやはり格別ですね。演じていても客席から見ていても、「さぁいよいよだな」という気持ちの高まりを感じます。
稽古を重ねる毎にこの作品の素晴らしさを強く感じられるようになりました。最後のシーンでは、分かっていても胸にグッと来るモノを抑えられなくなってしまいます。お客様にも感動を伝えられるよう、残りのリハーサルでも丁寧に仕上げていこうと思います。(そして体調管理ですね!)
土曜日の午後、新宿文化センターで皆様のご来場をお待ちしています。
(※ステージから見た客席。マエストロも本来の居場所であるオーケストラピットに入って”臨戦態勢”です!)