先週の週末に「ミスター・シンデレラ」に出演しました!
これまでのどのオペラ作品よりも喜劇要素の強い、軽妙でコミカルな役柄(ミジンコ研究者の”正男”役)を2日間たっぷりと楽しませて頂きました。本番ギリギリまで演技や表現方法で四苦八苦しましたが、まさに体当たりで挑む心境で最後までやり遂げました。作曲の伊藤先生も含め、アドバイスを頂いた方々に感謝の気持ちでいっぱいです(イタリアオペラのように音源や映像による「お手本」が存在しないので)。
初めての邦人作品、初めての日本オペラ協会への出演となりましたが、素晴らしい出演者・スタッフに囲まれて本当に楽しく刺激的なカンパニーに寄せてもらいました。特にこうした喜劇の作品を日本語で上演すると、出演者同士やお客さんとの距離がぐんと近く感じられて(リアクションや笑ってもらえるタイミングが、外国語や字幕を通さないぶん直接的ですね!)お互いの気分もノッていきますね。カーテンコールでは大きく長い拍手を頂きました、悪天候の中見に来て下さった皆様本当にありがとうございました!
日本オペラ協会には引き続き2月に「夕鶴」(与ひょう役)で出演させて頂く予定です。今度は一気に邦人オペラ作品の最高峰とも言える演目ですので、緊張しつつも楽しみながら準備していきたいと思います。
(※写真は日本オペラ振興会のHPより転載。お見苦しい扮装ばかりですみません…笑)