藤原歌劇団のテノールは最高!

今日は渋谷で、藤原歌劇団のテノール10名による演奏会でした!

 

 

わが藤原歌劇団はそもそもの歴史として、創始者・藤原義江からしてテノール(”我らがテナー”の異名で日本中に知られる存在だったそうです。)ということもあり、普通は希少な存在であるはずのテノールという声種にも関わらず、テノールの宝庫として国内で確固たる存在感を発揮してきました。

 

 

通算8回目を迎えた歴史あるこの「テノールの饗宴」コンサートに今回はじめて参加させて頂きましたが、噂に違わぬ素晴らしいコンサートで、自分が出演したことよりも周りのテノール歌手たちの魅力が記憶に残るという格別な1日となりました。

 

 

満員の会場も終始ヒートアップ状態で、歌手の演奏はもちろん、2人のピアニストの素晴らしさ、2人のMC(折江忠道総監督&牧野正人さん。お二人共当団の看板バリトン歌手です!)のトークの楽しさも相まって、最後のアンコールまでずっと客席は盛り上がっていました。お客さんに乗せられて歌手もそれぞれ本領を発揮できた、素敵な雰囲気に包まれたコンサートとなりました。

 

 

出演者の最高齢は70歳、少しでも長く歌いたいという歌手心理として本当に尊敬できる素晴らしい先輩歌手の方々と、ステージや楽屋を共に出来たことがとても幸せでした。

 

 

遅くまで続いた打ち上げも含めて長い1日でしたが、心地良い疲労感を感じながら帰路につきました。お客様に頂いた熱い拍手を忘れずに、これからも藤原歌劇団テノールみんなと一緒にますます精進したいと思います。

 

(※写真は藤原歌劇団HPより拝借、終演後にステージで。みんな楽しかった本番直後で表情も高揚してますね!)