5月14日の名古屋グリークラブ第3回定期演奏会のご報告です。
2年ぶりに舞台で指揮する機会を頂きましたが、やはり歌う時とは違った緊張感に包まれました。それでも、以前より少し落ち着いて臨むことが出来ました。
前回同様、男声合唱によるオペラの合唱曲を指揮させて頂きましたが、前回と違うのは曲数が5曲(前回は4曲)になったことと、合唱参加メンバーの数が70名(前回は約50名)に増えたことでした。特に本番のステージでひな壇に並んだ合唱団の皆さんと対峙した時は、その数の圧力をひしひしと感じました!
普段指揮することなど殆どない私にとってはもちろん、経験豊富なメンバーが集う合唱の皆さんにとってもオペラの合唱は歌ったことが無い方も多かったようで、お互いに新鮮な気持ちで練習から本番まで楽しんで取り組むことが出来たように思います。シニア層が大半を占める合唱団とは思えないほどの迫力のある歌声に、満席の会場からは大きな拍手を頂きました!
留学中はスカラ座の研修所で合唱コースだったこともあり、また近年は合唱コンクールで審査員として多くの合唱に触れるのですが、やっぱりみんなで声を揃えて歌う合唱もまた魅力溢れる分野だなぁと改めて思いました。素晴らしい音楽体験をさせて頂きありがとうございました!
(※写真は本番の様子。)