藤原歌劇団公演「セビリャの理髪師」が終演しました!
会場のテアトロ・ジーリオ・ショウワ(川崎市麻生区 昭和音大キャンパス内)にはたくさんのお客様が来て下さいました、上演中から最後のカーテンコールまで盛大な拍手を頂き(稀に見る長時間のカーテンコールでした!)本当に幸せでした!
上演が一回で終わるのが口惜しく、キャストみんなが「またやりたいですねぇ〜!!」と口にしたほど充実した舞台でした。素晴らしい機会を与えて頂き、素晴らしい結果に導いてくれた日本オペラ振興会、指揮者・演出家の先生方、そしてロッシーニに心から感謝です。
タイトルが有名なわりには実際の上演数か多くないものの代表的な「セビリャの理髪師」ですが、歌手が揃えば日本人だけでも、あるいは藤原歌劇団だけでも、これほどお客様に喜んでもらえる公演ができるんだという証にもなりました。底抜けに明るいロッシーニの喜劇を、底抜けに明るいメンバーで上演でき、たくさんの拍手を頂けたことを心から嬉しく思います。このブログのタイトルのように、終演直後の今は色んな喜びの言葉が胸に去来しています。
とは言え、そう簡単に手放しでOKを出すわけにいかないのもまたロッシーニのロッシーニたる所以。いつまでも繰り返されるカーテンコールの中で、早速自分への課題を頭によぎら”させられる”のもロッシーニを上演する時の「あるあるネタ」ですね(笑)もしまた歌う機会がもらえた時は、今回よりまた一歩進んだ伯爵を演じられたらと思います。
公演に関わって下さった全ての方に感謝と御礼を申し上げます。記憶に残る舞台をありがとうございました!
(※写真は本番直後の舞台上で。冷めやらない興奮と充実感が伺える表情…)