明日は愛知芸術劇場さんの主催公演で「プルチネッラ」に出演です。
「春の祭典」など現代音楽のさきがけとしても有名な作曲家ストラヴィンスキーの作品で、イタリアの仮面劇(コンメーディア デッラルテ)を題材にした声楽入りの珍しいオーケストラ曲です。(演奏は名古屋フィルハーモニー交響楽団さん。)
イタリアの伝統的な芸術文化として知られる仮面劇はオペラ作品でも登場するので、例えば「トゥーランドット(ピン、ポン、パン役)」「道化師(ペッペ=アルレッキーノ役)」などで直接演じたこともありますが、今回は声楽のみでの表現となるのでより抽象的なイメージで演じることになりそうです。少しでもイメージを再確認するために、留学時代にイタリアで購入した仮面劇の登場人物たちの人形を棚から引っ張り出して、ヴェネツィアなどで見た仮面劇の記憶を呼び覚ましているところです(笑)(※写真上)
この作品を歌うのは13年ぶり、2回目ですが、とにかくその音楽が印象的なので今回も久しぶりに聴けるのが本当に楽しみです。今からリハーサルに行ってきます!
(※写真下はチラシの裏面の一部ですが、出演者下のキャプチャーに苦笑い・・・く、くれぐれも本人の預かり知らぬ件ということをお知りおき下さいませ~~泣)