3週連続で合唱曲

先週のプッチーニのミサ曲に続き、明日は「第九」、来週はモーツァルトの「レクイエム」を歌います。

 

それぞれの本番ごとに、合唱団員の皆さんが長い時間をかけて練習を積み重ねて当日を迎えられたことを思うと、ソリストとして出演させて頂く際はやはり気合が入りますね。自分だけのコンサートとはまた違う、独特の緊張感や興奮がリハーサルの現場からも伝わってきます。

 

先週の愛知教育大学混声合唱団との共演では、現役学生とOB・OGが入り混じった幅広い年代の編成ならではのサウンドがとても心地よく感じました。オペラ作曲家であるプッチーニの若書きの作品を久しぶりにまた歌う事が出来て幸せでした、オペラチックな曲想がいかにも!と思わせてくれます。

 

明日は愛知県稲沢市で「第九」です。会場となる会館の20周年記念とのことで、地域の皆さんが中心の合唱団との共演を楽しみにしています。「第九」は年末の風物詩とも言われますが、春を待つこの時期に上演される「歓喜の歌」もきっと素晴らしいものになるでしょうね。気心の知れたソリストさんたちとの共演も楽しみです。

 

そして来週は名古屋のしらかわホールでモーツァルトの「レクイエム」。急逝された指揮者の先生に追悼の意を込めて、お世話になったソリスト、合唱団、オーケストラ、スタッフみんなで鎮魂歌を捧げたいと思います。

 

(※写真は明日の「第九」の広報より。)