昨日、講師として指導する名古屋芸術大学の学生オペラ公演が終了。多忙で更新が滞って失礼しました。

さて、山口県でのニューイヤー・オペラコンサートはセルフ・プロデュースということで毎回新しい試みを取り入れていますが、今回は字幕と写真の投影にチャレンジ、その本番の様子をまとめてみました。

ご覧のように色々な絵や写真を背に歌いましたが、字はもちろん色もきれいに写し出されてお客様からとても好評を頂きました。このようなやり方ができたのも、会場である周東パストラルホールのステージだからこそで、普通の音楽ホールではたいてい、後ろの反響板が木目調だったり段差などのデザインのため平らでなかったりしてきれいに写すことは案外難しいものです。

また演劇用の舞台だとステージ両側の反響板が無い(またはオペラの時のような黒いカーテンで舞台袖と仕切りが無い)ため、投影はできても声の響きを客席に存分に伝えるには不都合なのでマイク無しのクラシック演奏には最適ではないかもしれません。

素晴らしいホールがあればこその試みでしたが、また是非皆様にご覧頂く機会があれば嬉しく思いますね。改めまして、ご協力下さった会館スタッフ様には感謝申し上げます。ありがとうございました。

＜続く＞