NCO第1回公演にてモーツァルト『レクイエム』を歌いました。
愛知県芸術劇場コンサートホールにはたくさんのお客様がご来場下さいました。今年から新体制となられたNCOさん(指揮者及び団長の山田信芳さん率いる名古屋・尾張地区のアマチュア合唱団&オーケストラ)の新しい幕開けにふさわしい、盛大な拍手をもってコンサートが締めくくられました。おめでとうございました!
こちらの団体には以前から継続してご縁を頂いており、『魔笛』『道化師』といったオペラ公演からガラコンサート、宗教曲演奏会などで出演させて頂いています。本当にありがたいことです。今後の益々のご発展をお祈りしています、またご一緒させて頂けたら嬉しいですね!(写真は一昨年の同会場での演奏会。)
タイトルにある「愛知県芸術劇場」にはオペラ用の「大ホール」、コンサート用の「コンサートホール」、さらに演劇や小編成のコンサート用の「小ホール」がある東海地方随一の音楽ホールです。
海外を含む全国各地からのクラシック演奏家・演奏団体の一流どころがこぞってこのホールで演奏し、権威あるステータスとしても重要な場所です。オーケストラを伴うコンサートの主戦場である「コンサートホール」で演奏できることは、まだ学生だった頃にはひとつの目標でもありました(後には、いつか「大ホール」でオペラの主役を・・・と目標も大きくなりました)。
幸運にもこの一カ月で3回もこの舞台で、『メサイア』『第九』『レクイエム(モーツァルト)』と大きな作品で立て続けに歌わせてもらえることができました。
舞台上で着席して歌う出番を待つ間にふと足元に目をやると、開館以来20年のこのステージの歴史が床板に刻み込まれている証拠に、無数のチェロやコントラバスの「穴」やイスなどを引きずった「傷」が無数に有りました。
2013年最初の本番を終えて、あらためて初心に返るつもりでこの神聖なる舞台で思いを新たに致しました。今年も良いスタートダッシュができそうです!!(ここから3週連続本番です!)