13日の「第九」も盛況のうちに終演、残す24日の岐阜での「第九」で年内の公演は閉幕です。
例年以上に慌ただしく感じられる今年の師走。いつもより早い降雪・積雪や、衆院選挙など政治関連のニュースのせいもあるかもしれません。どことなくせわしない、バタついた雰囲気を感じながら一年の終盤を迎えています。
写真は13日の「悠久の第九」本番後にソリストの皆さんと。4年目となる指揮者の齊藤一郎さんの打ち上げでのコメントによると、オーケストラ・合唱含めて、今回が一番良い演奏だったとのこと。もちろん打ち上げ会場の合唱団員さん・オケ関係者の方々は大いに沸き上がり、ソリストとして皆さんと喜びを共有できてラッキーでした!
1楽章から舞台上にスタンバイするのは昨年すでに経験済みですが(多くの公演では2楽章終了時に登場、着席します)、今年もBEETHOVENの音楽を全身全霊で奏でるオーケストラの中で聴けるという恩恵に与(あずか)ることができました。「楽聖・ベートーヴェン」の偉大さに改めて感動しました。
24日(月祝)というイヴの日にも「第九」が歌える幸せ。自分にとって、大きな舞台や日本のトッププレーヤーと巡り合えた「幸運の2012年」を象徴するかのように、クリスマスにふさわしい事この上ない音楽の贈り物をもらうことができそうです。