昨日の安城市の「第九」が無事終わり、次は木曜日にまた「第九」が歌えるという幸せの中にいます。
少しずつキャリアを積みながら、テノール歌手としての「第九」が年末の風物詩として実感できるようになったこと(「第九」を複数回歌える機会をもらえるようになったということ)にまずは感謝ながら、改めて日本での「第九」人気が、合唱の皆さんもやオーケストラも含めて、演奏する側にも聴く側にもしっかりと根付いているんだなぁと感じました。
写真は昨日の終演後、ロビーでコーラスの皆さんと指揮者の円光寺さん、前半のコンチェルトで出演されたピアニストの後藤正孝さん、そして歌手の共演者の皆さんと。
半年以上かけて一緒に練習されてきた皆さんもこれでいったん解散だそうで、歌った後の清々しい余韻と、しばらくお別れする名残り惜しさとが入り混じった打ち上げだったでしょうか。小学生もたくさん参加していて印象的でした、この思い出を忘れずに、また舞台で歌ってほしいですね。
名フィルさんとの初「第九」は緊張しましたが、円光寺さんの素晴らしい指揮に引き込まれて、落ち着いて歌うことが出来ました。またご縁がもらえるよう頑張りたいと思います。
13日(木)はセントラル愛知交響楽団と「第九」。「悠久の第九」と銘打たれたこのシリーズに2年連続で出演させて頂くことになりました。指揮も昨年に引き続き齊藤一郎さん。
さて今年はどんな演奏になるのか、今からとても楽しみにしています。皆様のご来場を愛知芸術劇場コンサートホールでお待ちしています!
あ、今日の20時20分からNHK-FMでリサイタルの放送があります。全国ネットですので、こちらもよろしければご一聴下さい。