来週の2夜連続ロッシーニのコンサート、11月のオペラとコンサート出演のため上京です。
夏は50日間に続き、今度は40日間の滞在。一年の4分の1をマンスリーマンションで暮らすことになります。
だんだん慣れるもので、今度の部屋は家具が何があるかなーとか、カーテンは何色かなー?などと楽しみにもなってきました(賃料を振り込む瞬間だけは慣れたくない心境!)。
声楽の指導にあたる大学の学生たちには、補講の約束と宿題や課題を与えてしばし自主練してもらうことに。申し訳ない気持ちもありつつ、12月の再会を楽しみにしています(彼らの成長には常に驚かされています!!)。
さて、写真は先日の豊田市での「戴冠ミサ曲」を歌った後のバックステージにて。それぞれこれまでに共演機会があって、気心の知れたソリストの皆さん(左からSp二宮咲子さん、Ms牧野真由美さん、本人、Bs伊藤貴之さん)と、「おそらくは」息のあった演奏ができたと思います(笑)
打ち上げでも話したのですが、「戴冠ミサ曲」は自分の宗教曲ソリストとしての一番最初の作品ということで、演奏する度にプロ歌手になった当時をいつも思い出します。ラテン語の歌詞にカタカナが書いてあったり、ちょっと恥ずかしい楽譜ですが、あえてこれからも同じものを使って歌おうと思っています。
そうそう、本番では我々4人のソリストだけはステージ後方2階のパイプオルガンの場所で歌わせて頂きました!初めての経験でリハーサルでは戸惑いもありましたが、高い場所から客席を見下ろす形で歌うのも「乙なもの」で、天上にほんの少し近づいた気分でした。ソプラノのアリアでは彼女の背中に天使の羽根が見えたような・・・(笑)
豊田市民合唱団の皆様、ありがとうございました!