岡崎市の宇野病院でのコンサート、東京の疲れも忘れるほどの楽しいひと時でした!!
病院内にグランドピアノがあるサロン(多目的だそうですが、音響が素晴らし!)があることにびっくり。入院患者さんも外部の一般の方も入り混じって満員でしたが、院長先生のご発案によりこうしたコンサートを継続的に開催されていて、毎回楽しみに来られるファンの方もいらっしゃるそうです。
この日の主役、ソプラノの金澤さんの素敵な歌と楽しいMCで盛り上がり(彼女は2回目のご出演だそうです)、プログラムの後半で自分が登場した時にはすでに会場の雰囲気は「デキアガッタ」状態でした(笑)
金澤さんとはこの日まで面識もなく(!)、本番当日のリハーサルで初めて声を合わせたのですが、お互い一声出せば10年来の知人同士であったかのように打ち解けることが出来るのはこの世界ならではの最上のコミュニケーションですね。本番もうまくいったように思います(写真のとおり、演奏中の二人の笑顔が証拠でしょうか??)
出演のお誘いを頂いてありがとうざいました!またご一緒できたらいいなぁ!!
ヒトが健康に生きるために絶対に必要な「医療」の現場である病院の中で、ヒトがただ生きる分には必ずしも必要ではない「音楽」、でもヒトが哺乳類・生物としてでなく「人間」として幸せに生きる上で大切な「音楽」を提供できる空間のある風景。
人間社会のある意味で理想的な構図を目の当たりにしたような気がして、院長先生のご意思を心から尊敬せずにはいられませんでした。素晴らしい機会に巡り合えたことに本当に感謝しています。
(※追伸:写真で本人が着用のベスト、実は地元の後援会員の方がご厚意でこしらえて下さった「手作り」です!!
今回のプログラム「愛の妙薬」の主人公・村の若者ネモリーノを演じる時にぴったりですね!感謝×100!)