やっぱり「第九」は、こうでなくっちゃ!

9/2(土)は愛知県小牧市で、今年最初となる「第九」を歌って来ました。

 

コロナの影響も徐々に薄らぎつつあり、いよいよ「第九」も100人規模の合唱団(マスク無し)、ソリストは合唱前に配置(コロナ禍では飛沫を避けるためオーケストラの前に配置)、客席も人数制限無し、ブラボーなどの掛け声解禁、と、ほぼコロナ前の”通常運転”に戻って来ました。中でも個人的には、合唱団のすぐ前に座って後頭部から熱唱する合唱の方々のツバ(笑)を浴びながらジッと過ごす「第九」が、何より懐かしく感じましたね。(終演後は楽屋でちゃんと手洗いうがいもしましたよ!)

 

 

中部フィルハーモニー管弦楽団さんの定期公演での「第九」は今年で3年連続3回目だそうで、自分としては1回目に続いて今回が2度目のご縁を頂いたのですが、上記のようなこと(コロナ制限の緩和)もあってオケの関係者さんによると、やはり今回が一番演奏水準が高かったとのことでした。実際1回目は合唱はまだマスク着用で声も発音効果も半減されていたのが今回は全力で発揮されていましたし、オーケストラも同じ指揮者での「第九」ということで益々仕上がっていくし、なにより終演後の客席の盛り上がりがすごかったように思います。指揮者の飯森範親さんからは合唱団がとても成長されたとの言葉もありましたね、音大生を含む若いメンバーも多かった今回の合唱団の皆さんには特に嬉しい思い出となられたことと思います。素晴らしい歌声をありがとうございました!

 

 

8月から続く様々な本番シリーズも来週10日のデュオコンサートでひと段落です。引き続き体調に気をつけながら(本番後にホッとした時が一番危ないので!)、喉のコンディションを整えて次の本番に備えたいと思います。9月になってもまだまだ残暑厳しい日々ですので、皆様もどうぞお元気でお過ごし下さいませ(…残暑見舞い風ですね!)。

 

 

 

(※写真上:カーテンコール。  中:指揮者の飯森さん、ソリスト、合唱指導の馬場浩子先生と。  下:終演後に合唱団の皆さんと。)