23日のコンサートは日本と台湾の演奏家が一緒に上質な音楽を奏でました。
台湾から来日して都内のコンベンションなどに参加されていたフルート奏者の林さんと周さんご夫妻が出演され、台湾の楽曲も交えながら日本人奏者たちと共に素晴らしい演奏をご披露して下さいました。言葉は英語でのやり取りでしたが、こと音楽についての会話はお互いが音を出せば全て解決するものですね。音楽に国境は無いことをあらためて感じました!
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、そしてピアノと、共演した日本人器楽奏者の皆さん全員と今回が「初めまして」という間柄でしたが、やはりリハーサルの中で一緒に奏でる音や音楽を通じてすぐに打ち解けることが出来ました。お一人ずつそれぞれが卓越した演奏技術と個性をお持ちで、本当にクオリティの高い上質な音楽会だったように思います。お仲間に入れてもらえて幸せでした!共演ありがとうございました。
会場の豊洲シビックセンターのホールで初めて歌いましたが、先の山口県岩国市パストラルホールと同じく自分の声との相性が良く感じました。ロケーションも素晴らしく、客席からステージを見た時に壁のブラインドが開閉可動式なので開けると外の景色が視界に広がり、屋内なのにまるで野外ステージのような感覚でコンサートを楽しめる環境となっていました。さすが東京、色んな素敵なホールがあるものですね!
コンサートの最後には、40年以上前に台湾から来日し、この演奏会をプロデュースされた江東区在住の片桐正彗さんが、コンサートの主旨や今後の展望、そして日本と台湾の友好の大切さをお客様に向けでお話しされました。音楽が世界を繋ぐ一助になれば音楽家冥利に尽きるというものですね、これからも日本と台湾の橋渡しとなって引き続きご活躍下さい!出演のお誘いに感謝致します。
明日は愛知県春日井市で歌います、早く寝なきゃ!
(※写真は台湾人演奏家さんの関係者の方が本番中に撮影してくれました。讃美歌から「瀬戸の花嫁」からオペラの重唱まで、色んなジャンルの曲を歌わせてもらえて嬉しかったです!ソプラノの木田悠子さんとのロッシーニの二重唱では床に這いつくばるほど、演技もしっかりやりましたよ!笑 歌も演技も素晴らしい木田さんとご一緒出来た事も今回の良い思い出となりました。ありがとうございました!)