日生劇場での全公演終了!

「セビリアの理髪師」は日生劇場での出演全4公演が無事終了しました。

 

6/11の一般公演の後、16日までにさらに2回の学生公演に出演しました。翌17日をもって2組4回ずつの合計8公演が完結。このプロダクションの東京での公演はここで終了して、11月下旬に滋賀県のびわ湖ホールで1回、翌週12月初旬に大阪府堺市で2回の上演が予定されています。(別組はさらに山形県でも上演予定です。)

 

 

学生公演は一般公演とまた違った緊張感やワクワク感があり、日によって高校生が多かったり中学生が多かったりの差で会場の雰囲気も大きく異なります。客席のリアクションが大きい日もあれば小さい日もあり、出演者は舞台でその日その日の空気感を感じながらそれぞれの精一杯をお届けしました。出演者やスタッフは本番中に舞台裏で「今日はよく笑ってくれるね!」「今日はよく集中して聴いてくれるね…」みたいな会話を交わしながら、最後の公演まで”運命共同体”としてみんなでガッチリとスクラムを組んでやり遂げました!子供たちには公演を観てくれたその日はもちろん、もし何日か(何年か)経っても、また今回のオペラのことを思い出してくれたら嬉しいですね。たくさんの拍手をありがとうございました!

 

 

終わって2日、3日と経ちますが、立ち稽古が始まってからの1ヶ月半、音楽稽古の4月も併せると約2ヶ月半続いた緊張感から解放されたのか、一気に疲労が押し寄せてきました(苦笑)。楽しくて充実していた公演ほど、喪失感もあってグッタリしちゃいますね。次の他の公演のリハーサルや大学授業に行きながら徐々に復活したいと思います。

 

 

また秋に出演者さん、スタッフ皆さんに再会出来ることを、そしてまた新しい劇場でお客様や学生たちに会えることを楽しみにして、いったん「セビリアの理髪師」の楽譜を本棚にしまい込むことにします(3ヶ月間くらい、いつも手に届くところにありましたので)。日生劇場での素晴らしい経験に感謝しつつ、また次の本番に向けて頑張りたいと思います。たくさんのご声援をありがとうございました!

 

 

 

(※最終日の公演終了直後に楽屋通路で。)