桜が満開の尾道市で「メサイア」を歌ってきました。
尾道市では初めての出演でしたが、海の見える瀬戸内の風景はどこか実家の山口県とも似ていて、短い滞在でしたが終始落ち着いて過ごす事が出来ました。(観光客の多さには驚きましたが!)
オーケストラの代わりをエレクトーン2台が担当して、あとは通奏低音(チェンバロとチェロ)と、数曲のみトランペットとティンパニが入るという編成でしたが、久しぶりの「メサイア」を楽しむことが出来ました。オペラと同じく物語(ストーリー)にそって曲が進むので、自分が歌ってない時間も作品の内容に思いを馳せていました(特にテノールは冒頭の出番が終わると約1時間も座ってるだけなので…)。もっともっと歌いたい作品の1つです。
今回は残念ながらすぐ名古屋にトンボ帰りというタイトなスケジュールでしたが、今度はゆっくりと尾道の街並みを見て回ってみたいと思いました、でも今週は名古屋で「Cosi fan tutte」が3公演あるので、このまま気が張った状態で最後まで乗り切りたいと思います!
(※写真上:地図で見た尾道。写真下:今日の終演直後にソリストの皆さんと指揮者の先生と。)