今日は大阪で、12月に上演される「愛の妙薬」のリハでした。
いずみホール主催で、指揮者の(声楽の伴奏ピアニストとしてすでにご高名な)河原忠之さんプロデュースのシリーズ最終回として、演出の粟国淳さんとのコンビでこの「愛の妙薬」が上演されるのですが、このシリーズには一昨年の「魔笛」(タミーノ王子役)でも出演させて頂いており、その公演レベルの高さ、お客様も含めたいずみホールを取り巻くオペラ環境の素晴らしさを思うと今から本当にワクワクするプロダクションです。
上演は12月16日(土)ですが、今月からリハーサルがスタート!まずは顔合わせして(東京、名古屋、大阪からソリストが集まっています。)音楽稽古ですが、ここでは特に指揮者との意思疎通や今回の音楽プランなどを共通理解していきます。
ちなみに今回は全曲カット無し上演!!通常カットされるページや小節も全て開かれ、この作品としては”大変貴重な”完全版として上演される予定です。CDやYou tubeでも音源を見つけるのが困難なほど、この世界中で頻繁に上演される「愛の妙薬」のカット無しバージョンはそれだけで既に”センセーショナル”と言えるでしょう!今まで「愛の妙薬」見聞きされた人もきっと新しい発見が見つかるはず、是非この機会をお見逃しなく!
自分自身、何度か歌い演じてきたネモリーノ役ですが、河原さんのピアノ伴奏と素晴らしい共演者の皆さんと一緒に歌ったこの音楽稽古でもう既にワクワクしています。冬までに準備を続けて、良い公演になるよう頑張りたいと思います。
(※写真はいずみホールのリハーサル室で。左から3人目のマエストロ・河原さんとソリストの皆さんと。1番右は今日だけベルコーレの代役で参加された鳥山浩詩さん。ありがとうございました!)