昨日ゲネプロが終わり、明日はついに本番です!
今回はゲネプロで初めて衣装やメイク、かつらなど”フル装備”できたので色々試しながらの最終リハでしたが、不安な部分も1つずつ改善されて(素晴らしいスタッフさんたちがどんな問題も解決してくれます!)、テクニカルな課題を残さずに本番を迎えることができました。このオペラは喜劇ということもあって舞台上で「ゴチャゴチャした」シーンも多いのですが、小道具や衣装の扱いもそれなりにややこしいのです(笑)。
それぞれの担当スタッフさんとコミュニケーションを取りながら、些細な事(時にはお客さんから見えないような部分も)を1つ1つ納得するまで固めていき、全員が可能な範囲で最高の舞台を目指す作業と努力は、オペラに出演させて頂く時に最も充実感を覚える瞬間です。”総合芸術”とはオペラを構成する学問的条件や物的環境だけでなく、直接携わる人間の”術(わざ)”も含まれているのでしょうね!
今日はロッシーニにあやかってイタリア料理でも食べようかな…と考えつつ、明日のために最後の準備に励みたいと思います。明日はチケットがほとんど無いそうで嬉しい限りです、ご来場の皆様どうぞイタリアオペラの名作喜劇をお楽しみに〜!!
(※ゲネプロの様子。ああどうしましょう、もう楽しそう…(笑)日本オペラ振興会ツイッターより転載。)