6月18日の「セビリアの理髪師」のリハーサルはいよいよ後半戦です!
4月中は指揮者の園田隆一郎さんとの音楽稽古を重ね、5月からは演出の粟国淳さんを中心に立ち稽古を繰り返しています。気が付けば本番まであと一カ月を切り、よりリハーサル内容も細部にわたるようになってきました。
このオペラはいかにもイタリアのオペラ・ブッファらしい作品なので、そこかしこにコメディの要素が現れるため現場はしばしば笑い声に包まれています。特にイタリアを熟知されている粟国さんならではの演出は、キャストのみんなもワクワクするような場面が散りばめられています!
その粟国さんが稽古中にお話していましたが、ドタバタ劇になればなるほど、その演技や舞台上のニュアンスをロッシーニの音楽に乗せて表現することが大切です。ロッシーニの権威・A.ゼッダ先生の愛弟子でもある、園田さんのいつも的確なアドバイスを頼りに、演技と音楽の両面をこれからも充実させていきたいと思っています。
(※写真は4月に音楽稽古で連日通った日生劇場のリハーサル会場。)