名古屋のヘンデル協会さん主催「メサイア」の第51回(!)公演に出演させて頂きました。
この長い歴史を誇る特別な「メサイア」には2回目の出演でしたが、直前にソプラノソリストさんが体調不良で降板され、急遽東京より代役の方が来てくれました。まさに「救世主(Messiah)」でした!!
指揮者の先生、オーケストラ、そして長年の経験に裏付けされた素晴らしい合唱団の皆さんと、年の瀬のせまるこの時期に「メサイア」を歌えて本当に幸せな時間でした。ハレルヤの際は多くのお客様が起立され、会場全体がこの作品を愛する人たちで包まれているように感じました。世界中で何かと不穏なニュースも多いご時世、宗教観の異なる日本人による宗教曲にも、平和の祈りが込められていることを知ってほしいですね。
さて今週は2つの「第九」に出演です。愛知も急に冷え込んできましたが、喉の調子に気遣いながら元気に本番に臨みたいと思います!
(※写真は終演後に指揮者の大井先生とソリスト皆さんと。マエストロのタクトのもとで、感動的な演奏に参加できて嬉しかったです!)