藤原義江記念館「紅葉館」巡礼

山口県下関市での「藤原義江記念演奏会」に出演前に、出演者数人で記念館を訪れました。

 

関門海峡の見える高台まで階段を上ると、「紅葉館」と名付けられたその記念館がありました。室内に入ると同時に、藤原義江の写真や肖像画、貴重な文章や新聞記事などの展示物が私たちを迎えてくれました。珍しさ、興味深さから、つい目移りしてしまうほどのたくさんの資料を拝観するにつれ、この我が国のオペラ界の先駆者の偉大さに度々感嘆せずにはいられませんでした。館長さんにそれぞれの資料にまつわるエピソードも紹介して頂き、とても有意義な体験となりました。

 

 

記念館訪問で霊感を受けたおかげか、コンサート本番では出演者全員が熱演を繰り広げ、下関のお客様からも大きな拍手を頂きました!その熱が冷めないうちにまた是非、このゆかりある「聖地」で、藤原歌劇団の団員として歌うことができたら嬉しいですね。

 

(※写真左は記念館で購入した資料集。貴重な写真の数々や各界関係者からの寄稿文が収められています。右は記念館の玄関に展示されていた藤原義江の言葉。スプーン収集が趣味のひとつだったそうで、挿絵として描かれていました。)

 

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今週末から来週末にかけての一週間は「第九」週間!埼玉(所沢)、東京(世田谷)、愛知(名古屋)、福井(小浜)の4都市にお邪魔して、”歓喜の歌”を歌わせて頂けることを今から楽しみにしています!まずは所沢で初めての”コバケン”(指揮者:小林研一郎さんの愛称)先生の「炎の第九」です!!