明日11/8(土)は名古屋でベートーヴェン作曲「荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)」に出演します。
タイトルに「大曲」と書きましたが、作品の大きさ、オーケストラの規模、合唱とソリストの演奏する量(例えば「第九」では第4楽章約20分間だけですが、これは全曲約1時間20分にわたって歌い続けます!)がそれを証明しています。時間や量だけでなく、合唱にもソロにも高い演奏技術=”質”も求められるので、まさに「挑戦」という言葉が当てはまるように思いますね。
それでも、この”楽聖”と呼ばれ永遠に生き続ける大作曲家の作品に取り組める喜びが揺らぐことはありません。昨日は初めてのオケ合わせ(オーケストラとのリハーサル)でしたが、時間を重ねて曲の全貌が見えてくるごとに作品の素晴らしさを実感せずにはいられませんでした。
その興奮や感激と、演奏が大変で(合唱のパートのご苦労に比べれば弱音を吐くわけにはいきませんが!)絶えず集中していたので、リハーサル終了後はかなり疲労感を感じたのですが、それもベートーヴェンと作品への敬意と思って本番まで頑張りたいと思います。本番で渾身の演奏になるよう、残りのリハーサルも出演者全員で立ち向かって行きたいと思います。
(※写真は今回のソリスト皆様と合唱の名古屋市民コーラスさん。6月に共演した時のもので、この時も「第九」でベートーヴェンでしたね!)