ウィーンの音楽に挑戦!

22日(日)は男声合唱団東海メールクワィアーさんの定期演奏会に出演します。

 

プログラム全曲がウィーンの作曲家(F.シューベルト、J.シュトラウス二世)の作品、そしてウィーン生まれの女性指揮者・アグネス=グロスマンさん(ウィーン少年合唱団音楽監督など歴任)ということで、まさに”ウィーンづくし”のコンサートとなっています。

 

 

シューベルトの曲では、男声合唱曲を多く書いたこの作曲家の真髄を見るように、美しく透明度の高いハーモニーとソリストとの調和がとても魅力的です。(普段のオペラの発声とは一味違った、繊細な音色作りに奮闘中です!)

 

 

J.シュトラウス作品はウィーンの代名詞「オペレッタ(喜歌劇)」の分野から、「こうもり」と「ジプシー男爵」の2作品の中の有名ナンバーをメドレー式に編集した曲を歌います。オペラの現場でも活躍されてきたグロスマンさんの本領発揮でしょうか、練習でもとても熱心に指導して下さいました。それぞれの役柄や場面の切り替えが見せどころでもありますね、シューベルトとは逆に大いに発散して伸び伸びと歌いたいと思います!

 

 

正直に白状すれば、慣れないドイツ語の発音に大変苦労して四苦八苦しているのですが・・・(汗)、でも合唱団の皆さんが一生懸命ドイツ語に取り組んでおられるのを見ると、やはり弱音を吐いているわけにはいきませんね!!出演のご依頼を頂いた東海メールクワィアーさん、そして遠くオーストリアから来日されたグロスマンさんのご熱意に応えるためにも、残りのリハーサルでしっかり仕上げていきたいと思います。

 

 

(※リハーサル風景。指揮のグロスマンさんと、ピアニストの山下勝さん。)