今日のゲネプロを最後のリハーサルに、明日はいよいよ「セヴィリアの理髪師」本番です!
タイトルの台詞は、実際に劇中でフィガロが伯爵に言う言葉で、伯爵が意中のロジーナを口説き落とすために何か良い智恵はないかと、謝礼のお金をチラつかせながらフィガロに頼むシーンです。はじめは渋っていたフィガロですが、お金をもらえると分かるや否や、すぐにこの難題の解決法を見つけ出す事を引き受けます。
本番を前に、緊張と興奮と期待と不安と……
でもどんな難題も、フィガロのように溌剌と、智恵を勇気で乗り越えられるはず!
昨日、はじめて舞台セットの中でリハーサルしました。今回の舞台装置製作の川口直次さんによる新作は本当に美しく、機知に富んだ舞台に出演者みんな大興奮でした!
皆様どうぞお楽しみに!!
(※写真は今回使用しているA.ゼッダ校訂版の楽譜とイタリアで購入した資料。「イタリアの香りを声に乗せて……」という言葉、留学中のレッスンでの思い出です。)