後輩たちとの共演&故郷での音楽会

昨日の商業施設ロビーでのコンサートの余韻を胸に、明日から故郷の山口県入りです!

 

母校、名古屋芸術大学の後輩たちとのコンサートは、不慣れな会場やいつもと違うお客さんの雰囲気を予想して当初はみんな心配と緊張の表情でしたが、演奏が始まるとお客さんも盛り上がってくれて大きな拍手を頂き、若い出演者たち(自分が最年長!初めてのことかも・・・)と一緒に、ホッと胸を撫で下ろすことができました!

 

現役の学生も含む、20代の歌手・奏者の卵たちですが、イレギュラーな環境にも落ち着いて対応して十分立派に演奏してくれました。今回は自分がメンバーやプログラムを決めた立場だったのでこうした言い方をしましたが、でも一緒に歌っていても特にフォローなど気を遣うこともなく、「普通に」共演者として一緒に音楽を表現できたことを心強く思いました。また将来、同じ舞台でできますように!

 

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さて明日は早朝から新幹線で山口県に移動して、2日間で合計3回の本番です。対象となるお客さんもそれぞれで、明日はまず母校の平生小学校の体育館で、3年生以下の子供たちを前に歌とお話と、最後に校歌をみんなで歌います。

 

翌日10月2日(水)はダブルヘッダー。お昼は小学校高学年と平生中学校全校生徒を対象に、平生町体育館(※平生町には音楽ホールがないので、今も昔もこの体育館が町のメイン会場の役割をしています!)でコンサート。ここでも校歌を一緒に歌ったり、自分が音楽の道に進んだきっかけなどこれから夢を抱く若い学生たちにお話しする予定です。

 

そして夜は同会場で一般のお客様向けにコンサート。2部構成のしっかりした内容のプログラムで、オペラアリアから日本の歌、カンツォーネ、流行歌、震災の復興ソング(「花は咲く」)など盛りだくさん!都会ほど音楽会の機会、特に声楽のコンサートに触れる機会が多くない平生町の皆さんに、この日はたっぷりと色々な曲をお楽しみ頂けたらと思います。

 

ご一緒するのはソプラノの森裕美子さんとピアニストの松本智恵さん。お二人とも東京にご在住ですが、森さんも平生町ご出身ということでリハーサルの度に共通の昔話に花が咲きました!校歌や制服など、昔と変わらないふるさとの情景を今から楽しみにしています。

 

今回が第48回となる、自分も子供のころにも体験した「平生町音楽鑑賞会」。ペギー葉山やボニージャックスの演奏を断片的に覚えていますが、まさか自分が演奏者として参加する日が来るとは……本当に未来や将来というのは分からないものですね。

 

明日は感慨深く故郷の思い出にひたりながら、新幹線に乗ろうと思います。