『カルミナ・ブラーナ』に向けて

今週末15日(日)は八王子市のオリンパスホールで『カルミナ・ブラーナ』に出演します。

 

TV番組やCMなどでも時折使用されますが、その独特の音楽から受ける高揚感はこの曲ならではのものですね。大編成の合唱とオーケストラで編成され、約1時間にわたって壮大なスケールの音楽が繰り広げられます。今回ソリストとして間近で合唱の皆さんの歌声やオーケストラの響きを味わえることに今からワクワクしています!(※写真は今回使用する楽譜です。)

 

 

今年2013年もたくさんの舞台を経験させて頂いていますが、本当に様々な規模、大きさの音楽や作品に出会っています。今回の『カルミナ・ブラーナ』や5月の『トゥーランドット』では本当にスペクタクルな大編成・大音量の迫力が圧巻ですし、一方『セヴィリアの理髪師』『Cosi fan tutte』の軽やかで溌剌とした音楽も魅力的です。昨年下半期に出演した『夢遊病の女』や『メサイア』などもそれぞれ、余分なものが削ぎ落とされたその美しさや純粋さがとても印象深いものでしたし、やはり改めて『第九』の素晴らしさも演奏の度に色褪せることなく常に新鮮な感動を与えくれます。

 

 

長い年月を経ても洋の東西を問わず今も世界中で演奏されているクラシックの作品は、やっぱりそれだけの普遍的な魅力があるのだなと、舞台経験を重ねるほど強く感じるようになりました。これからもたくさんの作品と出会っていけたらいいなと思います。

 

 

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10日(火)の名古屋でのSp金澤澄華さんのリサイタルは大盛況でした!満員のお客様からたくさんの拍手を頂きました。ご本人も終始素晴らしい歌唱でみんな満足されている様子でした。共演させて頂いてありがとうございまいした。

 

伴奏ピアニストのNelson Calzi氏は偶然にも私がスカラ座音楽院のオペラ研修所に居た同時期にそこでアシスタントピアニストとして所属されており、お互い昔話に花を咲かせました。

 

Che mondo piccolo(小さき世界よ)!!(笑)