兵庫の『セビリャの理髪師』は本番の舞台を使っての大詰めのリハーサルが続いています。
当HPの更新が滞っているので皆様お察しのことかと思いますが、ご想像通り今回は他の公演にも増して、稽古場や共演者の写真の撮影及び公開に配慮が必要なため、この場で色んな直前情報がご紹介できずに申し訳なく思っています。でも、オペラ・ブッファらしいワクワクする舞台と衣装、芸達者なキャストの皆さんに囲まれて、本当に充実したリハーサルを積み重ねています。
このオペラはアルマヴィーヴァ伯爵(中井)とロジーナ(森麻季さん)の恋の成就を、フィガロ(大山大輔さん)が機転を利かした様々なアイデアでお膳立てする、といったストーリー。でも一応の敵役であるバルトロ(町英和さん)や独特の雰囲気を醸し出すバジリオ(森雅史)も含め、登場人物にいわゆる「悪役」が存在せず、どのキャラクターも愛すべき性格の持ち主ですね。(※挿絵は兵庫県立芸文のHPより転載)
合唱や助演(演技のみ出演)も効果的に演出されていて、見ていて本当に楽しめる舞台になると思います。セットや衣装の色使いも印象的です!!あ~、早く見てほしいなぁと、もどかしいくらいです(笑)
さて今日もこれから劇場へ。オーケストラもピットに入っていよいよ総仕上げです!