プログラム最後のカンツォーネコーナーでは、曲ごとに照明で色や影絵を変化させながら字幕を出しました。
次回で改めてご紹介しますが、プログラム後半はゲストの岡本さんも登場されてより華やかに締めくくりたいところ。一方でじっくりと声と音楽を聴いてほしい場面でもあったので、あえて写真など具体的なイメージ映像は採用せず、色や幾何学模様の影絵をバックに、オリジナル訳の字幕を映しました。
写真でお気付きかもしれませんが、通常のコンサートなどでみられる字幕の位置より、かなり低く(歌手のすぐ上)写してもらいました。
周東パストラルホールの客席とステージの角度(客席の傾斜がゆるやかです)から、お客様の目線に歌手と字幕が同時に入るよう微調整を繰り返しました。写真などの画像が無い時にはこのぐらいの位置が見やすいでしょうか?
とかくレパートリーがイタリアものor外国語の作品に片寄る自分のコンサートで、今回の字幕の採用はお客様と自分の演奏との大切な架け橋になってくれたような気がした貴重な経験となりました。
……余談ですが、この衣装の時にサスペンダー(吊りバンド)でズボンを止めていたのですが、歌ってるうちにどんどん上に吊り上げられて、ご覧のような裾丈の短さを露呈する無様な姿になってました……(恥っ!!)
「ただでさえ短い足が……」(泣)
<続く>