1月26日(土)の山口県でのニューイヤー・オペラコンサートが終演しました。
今年も本当にたくさんのお客様に来て頂くことができて幸せいっぱいのコンサートでした!JRの駅や周辺市街地から少し離れた山間(やまあい)のホール(岩国市周東パストラルホール)まで、お車に乗り合わせてご来場下さったり、マイクロバスで集団で来て頂いたりして御苦労をかける分、終演後に「来て良かった~」とお喜びのご感想を頂くと正直ホッとしました。
それから、500人収容のホールに学生が100人以上来てくれましたが、これも嬉しい光景でした。
色んなご意見を頂く中、「学生500円(小学生以下無料)」という初回からのこだわりを続けてきましたが、小さなお子さん連れのご家族、吹奏楽部などの部員を引率してバスでわざわざお越し下さる先生と高校生たち(今や都会では貴重なセーラー服、学ランの姿も何十人・・・)が舞台からもたくさん見えました。やっぱり若い世代にも、もしかしたら若い世代に「こそ」、オペラや声楽の世界を是非紹介してみたいと思っています。
ちなみに500円というお値段は、留学中にスカラ座の天井桟敷でリサイタルを観た時の値段「7ユーロ」によるものです。(日本の一般的な学生券はまだまだ高いですね。)
写真が届いたので、何回かに分けてコンサートの模様をご報告していこうと思います。今回は字幕と画像を映し出して日本の歌を歌ったシーン。日本の女優の先駆者・松井須磨子、黒沢映画『生きる』でも有名な「ゴンドラの唄」でのカット。大正ロマンの画像何枚かを投影しました。
「北秋の」「丹澤」「知床旅情」「青い山脈」などといった曲で映像と字幕を同時投影してみました。初めての試みでしたが、アンケートでは大変ご好評を頂きました。(パソコン作業を引き受けてくれたホール職員さんのご尽力あっての成功です!ありがとうございました!!)
<続く>