明日は母校でもあり現在は講師として在籍する名古屋芸術大学で演奏会です。
同じくこの大学で講師をされる歌手の先生方と企画しました、意外とこういった試み(大学での研究発表)は初めてのことで新鮮な思いです。
先日のブログにもお伝えしたように、イタリア古典歌曲集を中心にプログラミングしていたら偶然にも、楽譜の編纂・監修者である畑中良輔さんのご逝去(5月)が重なり、追悼の思いも加わって図らずも大変意義深い機会となりました。
声楽を志すほとんど全ての人が手にする「イタリア古典歌曲集Ⅰ」より4人の歌手が3曲ずつ、任意で選曲頂きました。1年生や副科の学生はもちろん、卒業後プロになった歌手もきっと演奏機会のあるこれらの作品を、改めて丁寧に演奏してみたいと思います。
さらにオールジャンルからそれぞれご自由に選曲頂いたソロ曲は偶然にも多国籍(!)のガラ・コンサートの様相になりました。
「リーダークライスより”森の声”」・・・ドイツ
「めえめえ児山羊(岩河智子編曲のソプラノのための超アクロバットアリア!!)」・・・日本
「歌劇『サムソンとデリラ』よりデリラのアリア」・・・フランス
そして自分の歌う「歌劇『セヴィリアの理髪師』の大アリア」・・・イタリア
というプログラムです。
最後の重唱では歌劇『リゴレット』の有名な四重唱とを華々しく、モーツァルトの「Ave verum corpus」を繊細に歌い分けてみたいと思います。(うまくいったらアンコールもサプライズ曲を用意!!)
終演後によいご報告ができるよう今日はしっかり体調を整えて、今からエネルギーの多い鶏肉を料理しようと思います(笑)!!
あ、もちろん無料ですので、ご興味お時間ございましたらどうぞ遊びにいらしてみて下さい!
(15時開演、16時半ごろ終演予定 愛知県北名古屋市 名古屋芸術大学3号館ホール)