昨日は名古屋市・栄のど真ん中で、特定入場者限定コンサートでカンツォーネを歌ってきました。
ある種のプライベートコンサートというか、一般客が入場できない限られたお客様(写真の銀行のお客様会員や取引先関係者様)が対象のため、HPなど公には紹介を控えさせて頂きました。
建物の中に入ると、床も壁も白を基調にした清潔感あふれるフロアが広がり、生きた植物の緑が目に鮮やかな素敵なサロン風ロビーにグランドピアノが。
客席からは観葉植物で覆われた緑の背景をバックに演奏者と対面する景色となり、ガラス張りの側面に名古屋の中心地を忙しく行き交う車と通行人を視界に感じながら、眩しく差し込む太陽の日差しと同時に直近距離でオペラ歌手の全力のカンツォーネを”浴びる”というシチュエーションでした。(描写がイマイチですみません……)
ちなみに、道路に面したガラス張りの側壁は完全防音のため音は全く漏れておらず、顔を真っ赤にして熱唱する演者と大きな拍手を下さったお客様の風景のみ、パントマイムのように「丸見え」の状態でした。
その密閉感と開放感の”妙”と言ったら!!
「限定」されたお客様と「開放」された空間(または、対象者へのサービス事業として専用のサロンと催し物を提供されているという意味でも)の両面が、音楽を通して融合する機会に立ち会わせて頂けて嬉しく思いました。出演させてもらって感謝ですね。
今回お誘い頂いたのは共演のBr岡本茂朗さん、Pf吉井あかねさん。4月のカンツォーネコンサートに引き続く形で、ここぞとばかりに普段演奏したくても”日の目を浴びてこなかった”曲目をプログラミング(スケジュール欄該当演奏会ページに曲目を掲載しています)。「オ・ソーレ・ミーオ」も「帰れソレントへ」も無い、本場のカンツォーネの名曲を”喜々として”歌ってきました!!(笑)
岡本さんの「イタリア人小噺(こばなし)」、また聞きたいな~(会場も爆笑)。
お誘いありがとうございました!!