3/14(水)
もう間もなく当ホームページがリニューアルしてお披露目できそうです。ここ数カ月は工事中につき多少お見苦しい箇所があって大変失礼を致しました。今週末公開予定の新しいホームページをどうぞお楽しみに!(Rossiniのコーナーも継続します!)
昨夜のANTICA ROMAでのレストランコンサートは大盛況のうちに終わりました。オーナーさんもお喜びでした、レストラン開業という夢を持って日本に来て、わざわざ名古屋という街を選んでくれたことだけでもなんだか嬉しくなります。これからもお店の益々のご繁盛とご成功をお祈りしています(お店の地下に広大なワインセラーとイタリア輸入食品及び雑貨の販売店も併設しています。イタリア物のお買い物にも最適!)。
初めてご一緒したTiziana Ducatiさんは指導者として東京の洗足音楽大学や国立音楽大学にもご縁があるということで、初対面ながら共通の知人の日本人歌手の話題や、お若い頃スカラ座でも研鑽を積まれたことから私の在籍した頃のスカラ座音楽院との違いなど色々と話に花が咲きました。芸術家としてのキャリアもレヴェルもまったく違うのに、リハーサルで私の声を聴くとすぐに打ち解けて下さったことがとても嬉しかったです。まわりにイタリア語ができるスタッフもいなかったせいか、本番の合間にもご自宅の様子や私の胸に飾ったバラの活け方(なんでも、小皿に水をひいたあと「砂糖」を加えておくとバラが砂糖を食べて長持ちするのだそうです!)の話、最終的には発声指導も少ししてくれました!!なんたる光栄、まして彼女の演奏はそのもはや今では稀なる「イタリア式、イタリア的」音色の美しい声で、満員のお客様を震撼させてくれました。アンコールの「宵待ち草」の最後のppはしばらく忘れられないと思います。素晴らしい時間が過ごせて幸せでした。
3/29日は「名古屋北高校音楽部 春の演奏会」に宗教曲のソリストとして出演します。BOB CHILCOTTという作曲家の『Requiemレクイエム』ですが日本ではほとんど初演に近いほど珍しい曲だそうです。同じ英国の作曲家B.BRITTENを少し思い出すような、どこか宇宙的な旋律と和音が印象的です。高校生の合唱との融合が今から楽しみです。
さて来週はイタリアへ。音楽院時代の同僚が出演するスカラ座の『フィガロの結婚』観劇をメインに、4/6のカンツォーネコンサートのためにもイタリアの空気をたっぷり吸って英気を養って来ようと思います!!